森の楽校・幼稚園では初めての試みで、ツリークライミングを実施しました。
ツリークライミングは日本語では木登り、ロープやサドル(安全帯)で安全に木に登ることができます。
今回は、京都府でただ1人のツリークライミングのファシリテーター松山さんに指導をお願いしました。
ジョンギャスライトさんは知ってますか?モリゾーキッコロの森へ行こうにも出演されているとても愉快な外国人の方で日本でツリークライミングの普及活動をされています。
「もくもくたいそう」で体をほぐします。風で大きな木が揺れますよー。とても楽しい体操でした。
今日登る木は森林環境ネットワークのメンバーが整備をしている森の中の大きな「カラカシ」の木です。一番高いところでは10m(ビルの3階付近)を超える場所にロープがかかっているんですよ。真ん中の赤いのは「ボート」で、ここに入って一休みも出来るよ。
最初に今日昇らせてもらう木に、あいさつをしてから、安全に登るための注意点を3つ約束しました。
みんな順番に専用のサドルをつけてもらいます。しっかりと固定されますので手を離しても安全です。
ツリークライミングは自分の力で足でロープを引っ掛けてその分だけ上がっていきます。慣れてくるとあっという間に木の上まで行っちゃいます。
今回は15本ほどのロープがかかっていて、子供達は自分のペースで登って楽しんでいました。最初は怖がっていた子供達も高いところになれたようで少しずつ登っていきました。
ボートで一休み、一休み
下で見ている子供達も、驚き顔。こわくないのかなぁ
もうひとつのお楽しみ!
今回は、損保ジャパン/里山どんぐり倶楽部より寄贈していただいた石窯を使ってミニピザつくりも行いました。
今回は50人の子供達が参加してくれましたので、窯焼き係も大忙し!美味しそうなピザがどんどん焼けてきます!
子供達も大喜びで、ピザをほおばっていました。
今回のツリークライミングは、初めての試みでしたが、最初は怖がっていた子供達が、上のほうから笑顔で手を振ってくれるのが印象的でした。
昔のように森の中で遊んだり、木登りをする機会が少なくなった今の子供達にはいい経験になったのではないでしょうか。
なお、ツリークライミングは全国で体験会などが行われています。TCJのホームページなどでも案内されていますのでご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
もちろん、大人の方も登れます。
(高屋)